まずはじめに、皆さまに「ありがとう」を。
本ブログは、始動から3ヶ月半、2018/9/22をもって、
累計1万PVを突破しました!
自分のブログがこんなに読まれるとは思っておらず、
同時に、
こんなに読まれたら嬉しいだろうなと思っていたので、
今すごく嬉しいです。
読んでくださったみなさま、ありがとうございます!
これからもこのブログは、さらなる更新、さらなる質の向上を続けてまいりますので、
引き続き応援のほど、よろしくお願いします!
そうなんです。
この場を借りて、ここに到るまでの活動報告をさせていただけたらと思います。
何かの活動に心が折れている方には、きっと支えになる内容だと思います。
読んでいただけたら非常に幸いです。
Contents
なぜ今まで活動報告をしていなかったか
今までこのブログでは「活動報告」のようなことをやっていませんでした。
自分に余裕がなかったというのもありますし、「何も成し遂げていないのに報告なんて…」という気持ちもありました。
でも、「累計1万」という、一つわかりやすい数字が達成ができたこのタイミングなら、書いてもいいかなと思ったのです。
もっとも、「累計1万PV」というのも、他のビッグなブロガーさんにとっては小指の爪ぐらいの価値しかないでしょう。
しかし私にとっては、ようやくたどり着いた大きな一歩なのです。
また、この「累計1万PV」も、やってみると意外と大変でした。
今この瞬間も、「誰もブログ読んでくれないなあ」と悩んでいるブロガーがいっぱいいるだろうことは、容易に想像できます。
本当はその方々のために、何か効果的なアドバイスを言えたら良いのでしょう。
しかし、それをするにはあまりにも、私は物事を知らなすぎます。
それでも、「味わう挫折の体験」を共有することぐらいは、ひょっとしたらできるのかなと思っているのです。
今からお伝えするのは、活動報告というよりも、それまでに起こった挫折だったり感動だったりの話です。
挫折1:初投稿がちょっとRTされただけで方針を見失う
このブログの初投稿は、自己紹介代わりのこの記事でした。
この記事は幸い、初投稿にも関わらず200名以上の方々にみていただきました。
今から思えば、「1発目」というのは記念すべき数字で、それに対するご祝儀のようなものだったと思います。
ご祝儀はご祝儀として割り切り、次の記事から落ち着いてやればよかったです、本当に。
でもその時の私はこう思ってしまったのです。
「いや、このクオリティのもの、毎日連発できないよ…」
私の認識は現実から大幅に膨れ上がりました。
「このブログへの期待感が高まっている今のうちに、もっといい記事を出しないと、期待を裏切ってしまう…!」だとか、「1記事だけ書いてやめてしまっては三日坊主に思われてしまう…」だとか、そういった思考上の幻聴が頭のなかでグルグル回っていたのです。
今から思えば、読者はもっと優しいし、いい意味で期待していないのですがね。
6月の上旬は、そんな脳内幻聴パラダイスの状況下。
「とりあえず、手持ちの企画だけ記事にするところまで頑張ろう」と思って書いてました。
6月10日、科学と宗教に関する記事を書いて、私は燃え尽きました。

挫折2:役立つ記事を書いたが、Googleに反映されない
「このままでは持たないな」と思って、次に考えたのが「役立つ系」の記事です。
役立つ系の記事だったら、自分がすでに持っているノウハウを放出すればすぐに記事が書けますし、分からなかったら追加で調べればいい、という安心感もあります。
そして、Google検索からこのブログに辿り着いてくれる人が増えたらいいな、とも思っていました。
手始めに、自分が最もよく知っているアプリ「Anki」について記事を書くことにしました。

もちろん、Google検索からこのブログを訪れてくれるためには、すでに検索で引っかかる他のページより、質が良いものでなくてはなりません。
そこで、色々なキーワードで調べてみて、1ページ目にくるページ全てに目を通しました。
「明らかに、自分が説明した方が分かりやすい」と思いました。
それで、意気揚々と書きました。
なのに。
全然、表示されません。
嘘だろ、と思って「次のページ…次のページ…」とめくっていったら、ようやく表示された場所が9ページ目の最後!
すぐに心が折れました。
なんでや、と。
twitterのフォロワーさんにも「キャラ違くね?」とも思われるだろうし、Google検索にも引っかからないし…何のためにやっているのかと。
今から思えば、「Googleがサイトの信頼性を審査するのに、数ヶ月かかる」ので、上げたばかりだと検索に載らないんですけどね。
当時はそれを知らなくて、1ヶ月何も書かずに心を癒していました。メンタル弱っ。
挫折3:「みんなすごすぎない?」症候群
心が折れていた7月。
それは、色々な悩みを一つずつ解決していく時間でした。
ブログを始める前は、こんなに苦戦するとは全く思わなかったのです。
文章を書くことは比較的得意だと思っていたし、休学して時間も確保したのだから、すぐに芽が出るだろうと思っていました。
でも実際は、自分はとんでもない遅筆で、あきれるほどの完璧主義で、そのくせ読者に全く読まれもしない、とんだ思い上がり野郎。そう認識しました。
それに比べて他の人は、書くのがものすごく早くて、それで自分よりもはるかに高品質で、みんなにいっぱい読まれていて…なんだよ自分、この仕事向いてなかったのかよ、と。
こういった精神状態になると、もはや、あらゆる要素が「実力不足」によるものだと思ってしまうのです。
それが本当は「運」だとしても、自分の実力がないせいだと。
それが本当は「長く続けていたから」だとしても、自分の実力がないせいだと。
それが本当は「インフルエンサーと知り合いだ」からだとしても、「生まれつき容姿が優れている」からだとしても、「信頼と実績でゴリ押ししている」からだとしても、「金持ちの家に生まれていたから」だとしても、自分の実力がないせいだと思っていました。
でもある時、さすがに気づいたのです。
「そんなやつ、いるわけないじゃん」
自分が今まで脳内で戦っていた相手は、筆が速くて、価値のあることをたくさんかけて、読者がいっぱいいて、外見もよく、話も面白く、知り合いもたくさんいて、実家も裕福で、信頼と実績もたくさんあって、勇気にも自信にも満ち溢れていて、悩みごとも一切なく、慈愛に満ちた完璧人間でした。
それらは、今まで出会ってきた素晴らしい人々の、良いところを寄せ集めた最強のサイボーグでした。
私は、自分以外の人間は全員、そのサイボーグだと思っていました。
私はそのサイボーグに会うたび、「自分は劣った存在だな」と思い、努力しました。
ようやく1つ身につけて、「ようやく張り合えたかな」と思って意気揚々とそのサイボーグに会いに行きます。
すると今度は、新たに良いところが、3つも4つも良いところが増えてるんです。
絶望しかありません。
「無理だよ!ずっと私は劣っているんだ!!」と思っていました。
でも、よくよく考えたら、そんなサイボーグは実在しないんですよ!
人それぞれ良いところと悪いところがある。
何か1つ秀でている人が、他のことでも秀でているとは限らない。
周りに優秀な人間が多かっただけで、それらを自分一人で網羅しようだなんて、それこそ傲慢極まりないじゃないか!
なので、自分の良さだけ頑張ろうと思いました。
そんな感じで書いた復帰後の記事は、このブログの一番人気になりました。
もっとも、自分の実力以外の要素が大いに含まれているとは思いますが。

感動:努力が報われだす
それからの期間は、今までの努力が報われだした時間でした。
先ほど述べた、「Googleの審査期間」が終わって、狙ったページの1ページ目に記事が出るようになりました。
「やっぱりそうだよな!」と自分でも思いつつ、飛び上がって喜びました。
また、Twitterや質問箱にて「読んだよ!」とか「すごいね!」と言われることも増えました。
これは本当に嬉しい。
スクショして、「元気でるBOX」に入れています。
凹んだ時に見る用のフォルダです。
Googleアナリティクスという、「ブログがどれだけ見られているか」を記録してくれるサービスがあります。それを見るのも楽しくなりました。
いつ見ても、日本のどこかでブログが見られているのです!
深夜3時でもです!さすがに寝ようよ!
(もしかして睡眠導入剤代わりなのかな…?)
また、信頼できるイラストレーターさんに依頼して、ブログのイメージキャラも増えました。
目がイッちゃってるのが私「K8K(けいとけー)」のフクロウ。
そして、もう2羽がこのブログでよく登場してくれる「おほっほ」と「ほっほー」です。
どうしても固い内容を書きがちなので、「和み」要因として間に入ってもらっています。
また、最近は記事のサムネイルに必ず登場するようになりました。
フクロウのイメージも結構浸透している…といいんですが…。
TV出演とYouTuber計画
別枠ですが、8月下旬から9月期の活動報告を。
日テレ秋の特番TV「脳力をあげる10の方法」への出演依頼がきたのがこの頃でした。
どうやら、知り合いの東大生の方が紹介してくれたようです。(ありがとう!)
TwitterのDMに依頼を頂いて、「まあ受けてみるか」という軽いノリで承諾しました。
そのまま打ち合わせを経て8月末に自宅ロケを行い、そこで放映日が9/22だと知りました。
結局のところ上手くいかなかったのですが、このTV放映に合わせて、ブログ記事公開・YouTubeチャンネルの開設をしてみよう、という計画を立てました。
不確定要素が結構あって、一つは「『この番組に出演します』的なことは放映前まで言ってはならない」という守秘義務があったこと。
もう一つは、特番なのでまるまるカットされるかもしれないということでした。
(あとは、どう編集されるかは知る由がないことも。)
なので、放映されなくても成立するようなコンテンツを作りつつ、放映後のTwitterでの話題を監視した上で投稿する必要がありました。

結局、番組自体は話題でしたが、残念ながらこちらへの波及は思ったほどしませんでした。
まあショートスリーパーなんて、ありふれてますからね。
奇跡に備えたものだったので、予想外れるのは承知の上。
むしろ放映していただいてラッキーだったと思っています。
さらに、すでに私を知っているフォロワーさんの中に、告知なしで見れた人がいたようで嬉しかったです。TwitterのDMでの報告、ありがとう。
また、図らずもTV出演によって、ブログの価値を知りました。
放映時に触れられなかった情報について、ブログ記事で補足できたのです!
TV番組の製作者の方々は、「分かりやすく、誤解が少なく」なるように身を削って努力されています。
それでも、番組時間という制約上、厳密な部分までは取り上げることができません。
それは仕方のないことです。誰だって無理です。
しかし、自分が発信できる媒体を持っておけば、厳密な部分を補足できる。
これは、ブログを持っておくことの一つのメリットだと感じました。
こうしてみると、計画は失敗に終わりましたが、価値ある実験だったと思います。
実行の過程では、様々な知見が得られます。TVクルーの機材の使い方は見ていて勉強になりました!
計画が失敗しても、こうやってブログに書けます!これって本当に素晴らしいこと。
また、大切にしたい考え方も見つけられました。
奇跡が起こった時用の計画を用意して、奇跡が起こらなかった場合は、笑い話になります。
でも、奇跡への準備をせずに、奇跡が起こってしまったら、きっと後悔します。
これからも、何かのチャンスがあれば、この方針でトライしていけたらいいなと思います。
そして、YouTube(クリックするとチャンネルに飛びます)の初動画投稿が終わった頃。
気づいたら1万PVを達成していました。
気をつけます。
終わりに
ここまでご覧いただいてありがとうございました!
気に入った方は高評価とチャンネル登…ってこれブログですね。すみません。
累計1万PVの達成は、みなさまの一つ一つの閲覧のおかげでございます。
1万という数字は、私の誇りにしたいと思います。
同時に、感謝という面においては、数字として束ねることなく、みなさまの閲覧に、一つずつ感謝をさせていただければと思います。
本当に、ありがとうございます。
今後とも、本ブログそしてK8Kの活動へのご応援をよろしくお願いします!
2018年9月27日 K8K(けいとけー)